(協会実技)3級FP 2017年1月 問20

問20
雄也さんは、会社の定期健康診断で異常を指摘され、平成28年12月に2週間ほど入院をして治療を受けた。その際の病院への支払いが高額であったため、雄也さんは健康保険の高額療養費制度によって払戻しを受けたいと考え、FPの広尾さんに相談をした。雄也さんの平成28年12月の保険診療に係る総医療費が100万円であった場合、高額療養費制度により払戻しを受けることができる金額として、正しいものはどれか。なお、雄也さんは全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の被保険者で、標準報酬月額は「36万円」である。また、平成28年12月に支払った医療費はこの入院に係るもののみであり、今回の入院について健康保険限度額適用認定証は提示していないものとする。

  1. 272,570円

    [解答解説] ×

  2. 212,570円

    [解答解説] 〇

  3. 87,430円

    [解答解説] ×

[解答] 2
[解説]
標準報酬月額は「36万円」なので、80,100円+(総医療費-267,000円)×1% の式にあてはまめる。
80,100円+(100万円-267,000円)×1%=87,430円・・・自己負担限度額
100万円×0.3=30万円・・・医療費負担
300,000円-87,430円=212,570円・・・払戻額 

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問19

問19
雄也さんは、60歳で定年を迎えた後、その後公的年金の支給が始まる65歳までの5年間の生活資金に退職一時金の一部を充てようと考えている。仮に、退職一時金のうち600万円を年利1%で複利運用しながら5年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、万円未満を切り捨てること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料:係数早見表(年利1.0%)>
   減債基金係数    現価係数    資本回収係数
5年  0.19604  0.95147  0.20604

※記載されている数値は正しいものとする。

  1. 117万円

    [解答解説] ×

  2. 123万円

    [解答解説] 〇

  3. 126万円

    [解答解説] ×

[解答] 2
[解説]
一定金額を運用しながら取り崩す場合の、資本回収係数を使う。
600万円×0.20604=123.624万円≒123万円

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問18

問18
雄也さんには、定年退職時に勤務先から退職一時金2,200万円が支給される見込みである。この場合における所得税に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、雄也さんの勤続年数は38年とする。また、雄也さんは役員ではなく、障害者になったことに基因する退職ではないものとする。

<参考:退職所得控除額の求め方>
勤続年数     退職所得控除額
20年以下  勤続年数×40万円(最低80万円)
20年超   800万円+70万円×(勤続年数-20年)

  1. 70万円

    [解答解説] 〇

  2. 140万円

    [解答解説] ×

  3. 1,170万円

    [解答解説] ×

[解答] 1
[解説]
800万円+70万円(38-20)=2,060万円・・・退職所得控除額
(2,200万円-2.060万円)×1/2=70万円

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問17

問17
FPの広尾さんは、増田家の平成29年1月1日時点のバランスシートを作成した。下表の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、<設例>に記載のないデータについては一切考慮しないこととする。

  1. 1,010(万円)

    [解答解説] ×

  2. 1,810(万円)

    [解答解説] ×

  3. 1,890(万円)

    [解答解説] 〇

[解答] 3
[解説]
普通預金250万円
定期預金450万円
財形年金貯蓄280万円
個人向け国債30万円
生命保険80万円
不動産2,300万円
よって、資産合計3,390万円

住宅ローン1,500万円
よって、負債合計1,500万円
純資産=資産合計-負債合計=1,890万円

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問16

問16
下記は、普通方式による遺言のうち、公正証書遺言の一般的な特徴についてまとめた表である。下表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. (ア)1人以上 (イ)必要

    [解答解説] ×

  2. (ア)2人以上 (イ)必要

    [解答解説] ×

  3. (ア)2人以上 (イ)不要

    [解答解説] 〇

[解答] 3
[解説]
証人 ( ア 2人以上)の証人の立会いが必要
家庭裁判所による検認 ( イ 不要)

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問15

問15
平成29年1月5日に相続が開始された山田隆さん(被相続人)の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

  1. 玲子1/2 賢1/4 節子1/4

    [解答解説] ×

  2. 玲子1/2 賢1/4 康介1/8 和樹1/8

    [解答解説] 〇

  3. 玲子1/2 賢1/6 康介1/6 和樹1/6

    [解答解説] ×

[解答] 2
[解説]
妻と子がいるため、妻は1/2となる
子は二男がすでに死亡しているため、代襲相続で、孫の二人が相続する。
よって、長男が1/2×1/2=1/4、康介と和樹が1/4×1/2=1/8

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問14

問14
所得税の計算上の医療費控除に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

・ 自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合には、医療費控除の適用を受けることができる。
・ 医療費控除の適用を受ける場合には( ア )を行わなければならない。
・ 医療費控除の金額は以下のとおりである。
「実際に支払った医療費の金額の合計額-保険金等で補てんされる金額-( イ )」ただし、自己のその年の総所得金額等が200万円未満の場合には、( イ )に代えて、総所得金額等の5%の金額となる。
・ 医療費控除の金額の上限は( ウ )である。

  1. (ア)確定申告 (イ)5万円 (ウ)100万円

    [解答解説] ×

  2. (ア)年末調整 (イ)10万円 (ウ)100万円

    [解答解説] ×

  3. (ア)確定申告 (イ)10万円 (ウ)200万円

    [解答解説] 〇

[解答] 3
[解説]
・ 医療費控除の適用を受ける場合には( ア 確定申告)を行わなければならない。
・ 医療費控除の金額は以下のとおりである。
「実際に支払った医療費の金額の合計額-保険金等で補てんされる金額-( イ 10万円)」ただし、自己のその年の総所得金額等が200万円未満の場合には、( イ 10万円)に代えて、総所得金額等の5%の金額となる。
・ 医療費控除の金額の上限は( ウ 200万円)である。

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問13

問13
浅見さんは、平成28年1月に新築のアパートを取得し、新たに不動産賃貸業を開始した。取得したアパートの建物部分の情報は下記<資料>のとおりである。浅見さんの平成28年分の不動産所得の金額の計算上、必要経費に算入する減価償却費の金額として、正しいものはどれか。

  1. 3,031,500円

    [解答解説] ×

  2. 1,551,000円

    [解答解説] 〇

  3. 1,500,000円

    [解答解説] ×

[解答] 2
[解説]
建物は定額法を使う。業務供用月数が12か月(1年)なので、端数はない。
70,500,000×0.022=1,551,000円

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問12

問12
損害保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)では、物損事故による損害賠償責任は補償の対象となる。

    [解答解説] ×
    自賠責は、対人事故のみが対象である。

  2. 居住用建物を保険の対象として保険金額1億2,000万円の火災保険を契約した場合、付帯できる地震保険の保険金額の限度額は6,000万円である。

    [解答解説] ×
    地震保険は、火災保険の30%~50%の範囲で契約できるが、上限が5,000万円である。

  3. 住宅火災保険では火災や爆発事故などのほか落雷による損害も補償の対象となる。

    [解答解説] 〇
    適切である。落雷も対象となる。

[解答] 3
[補足]

解答解説

(協会実技)3級FP 2017年1月 問11

問11
会社員の香川英樹さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は香川英樹さんである)のうち、保険金の支払い対象となるケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。

  1. 勤務先でガス爆発事故が発生し手にやけどを負い、通院した。

    [解答解説] 〇

  2. 昨日食べた料理が原因で細菌性食中毒にかかり、入院した。

    [解答解説] ×
    普通傷害保険は、細菌性食中毒は対象外である。なお、海外傷害保険では細菌性食中毒は対象となる。

  3. 真夏の炎天下で野球をしていて日射病にかかり、入院した。

    [解答解説] ×
    傷害保険では、「偶然性」が要件の一つとなるので、対象外となる。「急激かつ偶然な外来の事故」が対象である。

[解答] 1
[補足]

解答解説