3級FP過去問解説(資産設計)2019年1月【問17】6つの係数

【第7問】下記の(問16)~(問20)について解答しなさい。


<設例>
大津翔平さんは株式会社WKに勤める会社員である。2017年11月に第一子が生まれたこともあり、今後の生活設計についてFPで税理士でもある成田さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2019年1月1日現在のものである。

[負債残高]
なし
[マイホーム:資金計画]
翔平さんは、2,300万円のマンションの購入を検討しており、民間金融機関で1,800万円の住宅ローンを組む予定である。マンション購入の頭金は500万円とし、その内訳は、財形住宅貯蓄280万円、定期預金250万円のうち120万円、親から受ける贈与100万円である。
[その他]
上記以外については、各設問において特に指定のない限り一切考慮しないこととする。

問17

翔平さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長男の雄介さんの教育資金として250万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、250万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、千円未満を切り上げること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。

  1. 124,000円
  2. 145,000円
  3. 195,000円


[正解]  (適切)

[解説]

1.係数早見表から適切な係数を選ぶ。
係数早見表が与えられている場合、推測して選ぶことができる。
15年間積み立て250万円にするので、250万円÷15年≒16.7万円より少なくて済むはずである。
250万円÷15年は、250万円✕1/15年と同じで、1/15は約0.067なので、0.067より引く係数を選べばよい。
※少し練習が必要だが、この方法で選ぶことができるようになるだろう。
2.一般的には、6つの係数ごとにどのような場合に使用するか覚える。
50万円を目標額として毎年積み立てた場合の積立金額を求めるには、減債基金係数を使う。
250万円✕0.0578=144,575円
よって、145,000(円)となる。

[要点のまとめ]

<6つの係数>
(1) 終価係数:将来の受取額を求める。
(2) 現価係数:将来の目標額を達成するための現在の元本を求める。
(3) 年金終価係数:毎年一定額を積み立てた場合の将来の受取額を求める。
(4) 減債基金係数:将来の目標額を達成するための毎年の積立額を求める。
(5) 資本回収係数:まとまった資金を毎年取り崩す場合の受取額を求める。
(6) 毎年一定額を受け取る場合に必要な現在の元本を求める。

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