3級FP向け【2021年度】コスパで選ぶ3級FP通信講座

3級FP合格へ向けて

3級FPの勉強手段は、大きく通信講座・通学講座と書籍(独学)の二つに分けられます。通信講座の内容を見ると、3級FP講座を無料にして2級FP講座を主力としている学校が多いことから、最低でも2級FP合格を目指している人は3級と2級がセットになった通信講座で合格を目指したほうが効果的かもしれません。一方、とりあえず3級FPのみと考えている人は2級セットの講座は少し不向きです。このページではどのような講座が向いているかの参考になるよう、各社の講座を紹介しています。

通信講座・通学講座の特徴

通信講座・通学講座でも、TACやLECなどさまざまな媒体(通学・DVD・WEBなど)から選べる学校、ECCやフォーサイトのように通信講座を主力とする学校などがあり、後者のほうが費用は割安となる傾向にあります。書籍だけでは継続学習が心配な人は講義によるインプット学習があると計画が立てやすいメリットがあります。勘違いして覚えてしまうリスクも軽減されます。ただし、コスト面を重視したい人には向きません。デメリットは明確なので、ここでは通信講座・通学講座のメリットをまとめておきます。

  • 講義による解説は勘違いを生みにくい
  • 覚えるべきポイントが明確になる
  • 模試などもセットになっている

受講料が高いか安いかは人によりますが、ほかの資格講座と比べると安く、書籍代にプラスαで講義を受けられることを考えると、検討してみる価値はあると思います。またTACやLECなどの大手は受講料は高めですが、自習室が使えるメリットがあります。通信講座も暗記や問題演習をする場所が必要なので、勉強する環境はとても重要です。カフェを利用するにしてもドリンク代がかかり、長時間の利用は難しく、勉強場所を考えるとそこまで高いとは感じないかもしれません。合格することが目的ですので、講座費用だけで選ぶのではなく、ご自身の環境に合わせた手段を選ぶと良いでしょう。

通信講座・通学講座の選び方

さまざまな通信講座を見ていると、学習サポート機能など細かいところを気になってしまいますが、合格するためには継続して学習できるかどうかがカギとなります。いくら機能が充実していたとしても、やる気がなくなればログインすらしなくなります。そのため自分に合った講座を選ぶためには、優先順位を考えて選択肢を絞っていく必要があるでしょう。最優先したい項目は次のとおりです。

選び方 最優先項目

  • 学習環境
  • 講座費用
  • 学習方法

○学習環境や講座費用について
通信講座は従来の通学講座と比べれば価格は安いですが、続けなければ意味がありません。自宅でweb講座を流しながらスマホをいじっていれば学習効果は下がります。誘惑の多い環境で集中できないのであれば、継続できず、割安な通信講座でも無駄になります。個人的な経験からモチベーションの維持が最も大変です。睡眠時間が減らす、早起きするなど、これまでの生活環境を変える必要がありますので、2級FP以上まで考えている人は特に学習環境を整えることを優先しましょう。また講座費用ですが、人それぞれ予算があります。予算内で学習方法を考えることが前提ですが、学習を継続できる環境にない人は自習室やレンタルスペース、図書館などの利用を考え、それにかかる費用も想定しておかなければなりません。
○学習方法について
次に最低でも2級FPまでと考えている人は、3級FPから自分なりの学習方法を確立しておくと良いでしょう。通信講座には復習機能など便利なツールがありますが、正直、ツールの有無で合否を分けるとは考えられません。逆にサポートに頼りすぎて、ツールに依存した方法で学習を進めてしまい、十分な得点力が身につかない可能性もあります。

選び方 優先項目

  • 対応実技
  • 教育訓練・AFP認定研修
  • 学習媒体
  • 質問

○対応実技について
次に重視したい点は、対応実技です。ほとんどの学校では日本FP協会の資産設計に対応していますが、きんざいの個人資産への対応は弱めです。個人資産を受検する予定の人は講座内容を確認する必要があります。ただ「資産設計に対応」としていたとしても、実技の過去問をすべて解説しているわけではありません。最低でも受験する実技の過去問解説テキストがあると良いですが、市販教材でも対応できますし、実技ごとに傾向はありますが講義やテキストで十分合格を目指すことはできます。また教育訓練やAFP認定の対象かどうかも確認が必要です。
○学習媒体について
webかDVDかの学習媒体の確認だけでなく、紙のテキストの有無は確認しておきましょう。テキストをダウロード・印刷するのは手間がかかります。最優先事項として「講座費用」を挙げていますので、予算的に難しい場合は仕方ありませんが、最低でもテキストや問題集は冊子になっていないと使いにくいでしょう。
○質問について
質問が全くできないと不安だと思いますが、回数制限はあまり気にする必要はないと考えています。講義とテキストがわかりやすく、質問する前にネットで調べることもできます。どうしてもわからない点だけ質問するようにすれば、調べる過程で知識が付きますし、質問をする機会も減ります。学習スタイルとして多くの質問をしたい人は回数について確認しておきましょう。

選び方 その他

  • 講義時間
  • 講師
  • 支援ツール

○講義時間について
講義時間と講義費用をもとにコスパを比較してもあまり意味はありません。「講義時間が長ければ良い」というものではないためです。極端に短くない限り、あまり気にする必要はないでしょう。
○講師について
どのような講師が担当しているか気になるかもしれませんが、講師の質はいくら項目を挙げて比較してみても受講生との相性・得意分野の有無もあり、受講してみなければわかりません。担当する講師が変わる可能性もあります。最低限わかりやすく解説する講師であれば十分でしょう。気になる人は、サンプル動画で体験したり、講師の経歴を確認したりして比較する方法もあります。
○支援ツールについて
以前間違えた問題を抽出できる過去問の復習機能など便利なツールはありますが、本試験では紙による試験ですので、問題集を利用して間違えた問題をチェックしておき、解きなおした方が良いこともあります。
○総合的に考えて
講師やテキストの質は受講してみなければわかりませんが、3級FPのみの受講であれば、その良し悪しを見て、2級FPの講座を選ぶことができます。このような意味もあり、3級FPを無料または格安で提供している学校が多くあります。

3級FP向け【2021年度】コスパで選ぶ3級FP通信講座

LEC東京リーガルマインド|3級FPのみでもコースが充実!

サンプル講義

【評価のポイント】
・水道橋と梅田に限定されるが、講義6回と過去問解説1回がセットになった3,000円のコースがある。
・自習室が使える。※条件等は要確認
※(期間限定)FP講座 80期記念キャンペーンとして、25歳以下の人はさらに割引が受けられます。
【LECのFP通信講座の概要】
(1) コース概要
1. 3級FP対応講座
・3級FP合格パック 15,400円
・3級FPスピード合格講座 13,200円
・3級FPマスター講座 3,000円
2. 3級・2級FPパック
・3級・2級FP・AFP対策パック 99,000円(税込)~
・3級・2級FP・AFP速習パック 88,000円(税込)~
(2) 学習媒体
・通学、web、DVD、音声DL
(3) 対応実技
・資産設計(日本FP協会)
(4) 質問
・専用画面から
(5) その他
・一般教育訓練の指定講座、AFP認定研修
【LECのFP通信講座の特徴】
LECのFP通信講座は、ECCやフォーサイトと比較すると、講座費用は高めですが、CFPや1級FPまで指導できる講師陣や、課目ごとで担当講師が異なる講師層の厚さ(※1)を考えると納得できる費用設定ではないでしょうか。コース数は豊富で、3級FP合格パック(15,400円)、3級FPスピード合格講座(13,200円)、3級FPマスター講座(3,000円)などがあり、水道橋か梅田に通学できるなら「全7回×2.5時間」で3,000円と圧倒的にコスパに優れている講座もあります。また水道橋や梅田に限らず近くにLECがあれば、自習室(※2)を利用できるため、学習環境が整っていない人にとっては講座費用以上の価値があります。
(※1)場所やコースにより異なる可能性があります。
(※2)利用条件などはお近くのLECにご確認ください。
【補足】
近くにLECがない場合は、TACも同じような価格帯で、自習室を開放していますので、確認してみましょう。

ECCビジネススクール|2級FPとのセットなら

サンプル講義

【評価のポイント】
・コスパの高さ
【ECCのFP通信講座の概要】
(1) コース概要
・2級FPとのセット 59,800円(税込)
(2) 学習媒体
・web、DVD
(3) 対応実技
・資産設計(日本FP協会)
(4) 質問
・電話、メール(回数無制限)
(5) その他
・一般教育訓練の指定講座、AFP認定研修
【ECCのFP通信講座の特徴】
ECCのFP通信講座は、AFPを目指すための講座ですので、3級FPを当面の目標としている人には向いていません。ただし3級FPと2級FPの間があると覚え直さなければなりませんので、2級FPまで考えた方が効果的です。そのため2級FPを目標としているかどうかで、この講座の良し悪しも変わるでしょう。2級・3級FPセットであること、質問は無制限、動画時間も約67時間と充実して約6万円なら納得できる受講料ではないでしょうか。

株式会社フォーサイト|2級FPとのセットなら

サンプル講義

【評価のポイント】
・コスパの高さ
【フォーサイトのFP通信講座の概要】
(1) コース概要
・2級FPとのセット 54,800円(税込)
(2) 学習媒体
・web、DVD
(3) 対応実技
・資産設計(日本FP協会)
(4) 質問
・専用画面(回数制限あり)
(5) その他
・一般教育訓練の指定講座、AFP認定研修
【フォーサイトのFP通信講座の特徴】
フォーサイトのFP通信講座は、ECCと同様、3級FP単独の講座はありません。質問には回数制限があり、制限を超える場合は有料となります。公式サイトを見る限り、3級対策の講義にどの程度の時間が割かれているかわかりませんが、テキストやeラーニングの作り込みはしっかりしており、単なる知識の習得ではなく、合格を目指した講座であることがわかります。

KIYOラーニング|価格の安さを重視したい人向け

【評価のポイント】
・低価格
【KIYOラーニングのFP通信講座の概要】
(1) コース概要
・3級FP 4,680円(税別)
・2級FPとのセット 29,980円(税別)
(2) 学習媒体
・web
(3) 対応実技
・資産設計(日本FP協会)
(4) 質問
・不可
(5) その他
・テキストは各自ダウンロードして印刷
【KIYOラーニングのFP通信講座の特徴】
KIYOラーニングのFP通信講座は、テキストや質問などをなくしたweb中心の通信講座です。できるだけ費用をかけずに講義を受けたい人に向いていると言えます。3級FP単体の講座も約5,000円で受講できるため、とりあえず3級FPのみを考えている人も対象としています。

株式会社オンラインスクール|価格の安さを重視したい人向け

サンプル講義

【評価のポイント】
・低価格
【オンラインスクールのFP通信講座の概要】
(1) コース概要
・最低限の機能のみ 月額980円
・すべての機能 月額1,480円
・ウケホーダイ 7,400円(6ヶ月)
(2) 学習媒体
・web
(3) 対応実技
・資産設計(日本FP協会)
(4) 質問
・不可
(5) その他
・テキストは各自ダウンロードして印刷
【オンラインスクールのFP通信講座の特徴】
オンラインスクールのFP通信講座は、テキストや質問などをなくしたweb中心の通信講座です。できるだけ費用をかけずに講義を受けたい人に向いていると言えます。学習期間を3ヶ月としても月額1,480円コースなら5,000円程度で受講できます。

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