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2資産で構成されるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が( ① )である場合、両資産が( ② )値動きをするため、理論上、分散投資によるリスク低減効果が得られない。
- ① -1 ② 逆の
- ① 0 ② 同じ
- ① +1 ② 同じ
[正解] 3
[解説]
分散投資によるリスク低減効果が得られないのは、相関係数が+1に近い場合で、このとき両資産は同じ動きをする。相関係数が-1なら分散効果があり、0なら動きはバラバラとなる。
[要点のまとめ]
ポートフォリオ運用
ポートフォリオ運用
1 期待収益率
(算式)
期待収益率 = (予想投資収益率 × 確率) + (予想投資収益率 × 確率) + (予想投資収益率 × 確率)
2 ポートフォリオ理論
1. ポートフォリオの期待収益率の算式
ポートフォリオの期待収益率 = (期待収益率 × 構成比) + (期待収益率 × 構成比) + (期待収益率 × 構成比)
2. 相関係数
複数の資産について、相関関係を-1から+1までの数値で表したもの。-1に近づくほどポートフォリオの効果は高く、リスク軽減を期待できる。
・相関係数 -1:値動きが全く逆
・相関係数 0 :値動きに関連性なし
・相関係数 +1:値動きが全く同じ
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