3級FP過去問解説(個人資産) 2020年1月 (問13) 相続税の総額の計算

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【第5問】 次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。


 Aさん(70歳)は、妻Bさん(68歳)および長女Cさん(42歳)とX市内の自宅で同居している。長女Cさんは、X市内の建設会社に勤務している。二女Dさん(38歳)は、会社員の夫と子の3人で他県に所在する戸建て住宅(持家)に住んでおり、将来的にX市に戻る予定はない。
 Aさんは、自宅および自宅に隣接する賃貸アパート等の財産を同居する長女Cさんに承継してもらいたいと考えているが、自身の相続が起こった際に遺産分割で2人の娘が争うことがないようにしたいと思っている。

問13

仮に、Aさんの相続が現時点(2020年1月26日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額 – 遺産に係る基礎控除額)が1億3,000万円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。

  1. 900万円
  2. 2,150万円
  3. 3,500万円



[正解] 2 (適切)
[配点] 4  (点)

[解説]

・相続税の総額は、各相続人が法定相続分の財産を受け取ったとして各相続人の相続税を算出し合計する。
・法定相続分と相続額
 妻Bさん(1/2):1億3,000万円 × 1/2 = 6,500万円
 長女Cさん(1/4):1億3,000万円 × 1/4 = 3,250万円
 二女Dさん(1/4):1億3,000万円 × 1/4 = 3,250万円
・相続税
 妻Bさん:6,500万円 × 30% – 700万円 = 1,250万円
 長女Cさん:3,250万円 × 20% – 200万円 = 450万円
 二女Dさん:3,250万円 × 20% – 200万円 = 450万円
・相続税の総額
 1,250万円 + 450万円 + 450万円 = 2,150万円

[要点のまとめ]
相続税の総額の計算

    目次

  1. 相続税における遺産に係る基礎控除額

1 相続税における遺産に係る基礎控除額

(算式)
 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

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