3級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問10】自動車保険

問10

長谷川隆一さんが契約している自動車保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の記述のうち、<資料>の保険の補償の対象となるものはどれか。なお、いずれも保険期間中に損害が発生したものであり、運転者は隆一さんである。また、記載のない事項については一切考慮しないこととする。

保険種類 自動車保険
保険期間 1年
保険契約者 長谷川 隆一
記名被保険者 長谷川 隆一
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限(免責金額なし)
人身傷害 1名につき5,000万円
搭乗者傷害 5日未満入通院保険金 2万円
5日以上入通院保険金 20万円
  1. 自動車を駐車場に駐車する際に、誘導中の母親に誤って車が接触し、ケガをさせた。
  2. 自動車を自宅車庫に入れる際に、誤って車庫の壁に衝突し、壁を損壊した。
  3. 自動車を運転中に、交差点で他の自動車と衝突し、隆一さんが重傷を負った。


[正解]  (不適切)

[解説]

  1. 自動車を駐車場に駐車する際に、誘導中の母親に誤って車が接触し、ケガをさせた
  2. [解説]
    親族である母親に対するケガなので、対象外である。

  3. 自動車を自宅車庫に入れる際に、誤って車庫の壁に衝突し、壁を損壊した。
  4. [解説]
    自宅の車庫なので、対象外である。

  5. 自動車を運転中に、交差点で他の自動車と衝突し、隆一さんが重傷を負った。
  6. [解説]
    搭乗者傷害に加入しているので、事故で自分自身がケガを負った場合も対象となる。

[要点のまとめ]

<自賠責保険>
1.保険金の限度額
(1) 死亡 3,000万円
(2) 傷害 120万円
(3) 後遺障害 75万円~4,000万円
2.保険の対象
対人賠償のみだが、任意保険で対象外となる親族も被害者保護の観点から補償の対象となる。
<任意自動車保険>
1.対人倍書保険
・親族は他人に該当せず、保障の対象外となる。
2.対物賠償保険
・自宅の壁や塀を壊した場合は対象外である。
3.人身傷害保険・搭乗者傷害保険
・保障内容は似ている部分があり、運転者や同乗者のケガが対象となる。
・人身傷害保険は、過失の有無にかかわらず実際の損害額が支払われる。
・搭乗者傷害保険は、症状や部位ごとに決められた金額が支払われる。
4.自損事故保険
・対物賠償保険は相手がいれば対象になるが、相手のいないガードレールにぶつかるなどしてケガをした場合に対応。
・運転者や同乗者の死傷を補償する。
5.車両保険
・単独事故などで相手がいない場合の自動車修理のための保険

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