3級FP過去問解説(資産設計) 2021年1月 (問5) 建築基準法

問5

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

  1. 360㎥
  2. 2,160㎥
  3. 2,400㎥


[正解] 2 (適切)

[解説]

延べ面積(床面積の合計)の最高限度を求めるため、容積率を使用する。
・「前面道路幅員 × 乗数」を求める。
 6m × 6/10 = 36/10 よって、360%
・指定容積率と比較して、数値の小さい方を容積率とする。
 400% > 360% なので、容積率は360%となる。
・延べ面積(床面積の合計)の最高限度を求める。
 600㎥ × 360% = 2,160㎥

[要点のまとめ]
建築基準法

建ぺい率と容積率は用途地域ごとに決まっており、それぞれ指定建ぺい率、指定容積率という。

建蔽率

(1) 建築面積の最高限度を求めるときに使う。
(2) 建ぺい率には緩和措置がある。
・防火地域内の耐火建築物 +10%
・特定行政庁が指定する角地 +10%
・建ぺい率80%の防火地域内で耐火建築物 100%
(3) 2地域にまたがる場合は加重平均

容積率

(1) 延べ面積の最高限度を求めるときに使う。
(2) 容積率には前面道路の幅員による制限がある。
・「前面道路幅員 × 乗数」と「指定容積率」を比較する。
 乗数は4/10か6/10
 小さい数値が容積率となる。
(3) 2地域にまたがる場合は加重平均

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