3級FP過去問解説(資産設計) 2021年1月 (問10) 損害保険商品②

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問10

 西山聡さんが契約している自動車保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。<資料>に基づく次の記述のうち、自動車保険による補償の対象とならないものはどれか。なお、いずれも保険期間中に発生したものであり、運転者は聡さんである。また、記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料>

保険種類自動車保険
保険期間1年
保険契約者西山 聡
記名被保険者西山 聡
対人賠償無制限
対物賠償無制限(免責金額なし)
車両保険一般条件 180万円
  1. 被保険自動車を運転中に、横断歩道の歩行者に接触し、ケガを負わせた場合の損害賠償。
  2. 被保険自動車を運転中に、単独事故を起こし、車体が損傷した場合の修理費用。
  3. 被保険自動車を駐車場に駐車する際に、誘導中の妻に誤って車が接触し、ケガを負わせた場合の治療費用。


[正解] 3 (対象外)

[解説]

  1. 被保険自動車を運転中に、横断歩道の歩行者に接触し、ケガを負わせた場合の損害賠償。
  2. [解説]
    歩行者(他人)にケガを負わせているので、対人賠償責任保険の対象である。

  3. 被保険自動車を運転中に、単独事故を起こし、車体が損傷した場合の修理費用。
  4. [解説]
    自分の車に対する補償は、車両保険でカバーできる。なお他人の車や財物なら対物賠償責任保険が対象で、自損事故保険は自分がケガした場合などの補償である。

  5. 被保険自動車を駐車場に駐車する際に、誘導中の妻に誤って車が接触し、ケガを負わせた場合の治療費用。
  6. [解説]
    事故の相手が配偶者の妻であるため、補償の対象外である。

[要点のまとめ]
損害保険商品②

    目次

  1. 自賠責保険
  2. 任意自動車保険

1 自賠責保険

1. 保険金の限度額
・死亡 3,000万円
・傷害 120万円
・後遺障害 75万円~4,000万円

2. 保険の対象
対人賠償のみだが、任意保険で対象外となる親族も被害者保護の観点から補償の対象となる。

2 任意自動車保険

1. 対人賠償保険
・他人の身体に対する保険
・親族は他人に該当せず、補償の対象外となる。

2. 対物賠償保険
・他人の財物に対する保険
・自宅の壁や塀を壊した場合は対象外である。

3. 人身傷害保険・搭乗者傷害保険
・補償内容は似ている部分があり、運転者や同乗者のケガが対象となる。
・人身傷害保険は、過失の有無にかかわらず実際の損害額が支払われる。
・搭乗者傷害保険は、症状や部位ごとに決められた金額が支払われる。

4. 自損事故保険
・対物賠償保険は相手がいれば対象になるが、相手のいないガードレールにぶつかるなどしてケガをした場合に対応。
・運転者や同乗者の死傷を補償する。

5. 車両保険
・単独事故などで相手がいない場合の自動車修理のための保険

 図解 補償の対象

他人対人賠償保険身体
対物賠償保険財物
本人・家族人身傷害保険
搭乗者傷害保険
身体
自損事故保険身体
無保険車保険身体
車両保険財物

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